アースオーガ掘削工法｜工法紹介｜岩盤削孔技術協会

アースオーガ掘削工法

オーガ先端に取り付けた特殊刃先により岩盤を掘削する方法、もしくはお互いに逆転する外側ケーシングの先端に取り付けた特殊刃先及び内側オーガの先端に取り付けた特殊刃先により岩盤を掘削する。

概要

単軸式アースオーガ工法

オーガヘッド・スクリューにより掘削を行う方式である。

該当工法　：　ロックオーガ工法、シングルオーガ工法

二軸同軸式アースオーガ工法

オーガヘッド・スクリューの外側にケーシングを併用し掘削を行う方式で一体型と分離型の２方式がある。

該当工法；ドーナツオーガ工法、ダブルオーガ工法

一体型、分離型はいずれも外側のケーシングと内側のスクリューを互いに逆回転させる構造で、単軸式に比べ高い鉛直精度と孔壁の崩壊を防止できる特長がある。

施工順序：単軸式アースオーガ工法

施工順序: 二軸同軸式アースオーガ工法

各工法

掘削ヘッド

オーガヘッドは、先端に掘削用の特殊刃先を取り付けており、岩盤掘削用のＢ型と玉石・転石掘削用のＣＢ型とがある。 ＣＢ型は全体的にテーパ状で羽根側面にも爪を配し、掘削孔を順次拡大掘削可能な形状となっている。特殊刃先は爪と呼ばれ、平型と山形の２種類がある。爪 は、玉石、砂礫、岩盤を掘削するため、高強度の摩耗性に優れた超硬チップ付のものを使用している。