重錘またはハンマによる衝撃力を利用して岩盤を掘削する工法で、掘削方式により次の2種類に分類される。
V型の10数本の切削刃をもった4~6tの二重筒状の重錘を、ずり排出管をガイドとして油圧駆動ウインチにより10m以下の任意の高さに巻上げた後、クラッチの切断による自由落下を繰返すことにより岩に衝撃を加えて掘削する工法である。
ビットおよびパーカッションハンマを孔底において、エアコンプレッサからエアをロッドを通して供給し、シリンダー内のピストンの往復運動によりビット先端チップに打撃を与え岩盤を粉砕する工法である。